三鷹の駅そばの大改悪 [旅行]
一言で感想を言えば、「この店を作ったのは誰だぁ!(某海原氏風に)」です。
以前は普通の駅そば店でしたが、潰れたのか改装なのが工事が入り、
先日25日に表向き(改札の外)は武蔵野うどんの店がオープンしました。
名前は彩花庵、聞きなれない名前なので先ほどググってみたら、
かき揚げそばを売りにしている店のようでした。
メインメニューは武蔵野うどんオンリー。券売機にも「そばはありません」と念を押すほど。
ざるうどんが480円からの設定で、汁に肉やきのこをトッピングするとそれぞれ+100円、
大盛りが+100円、特盛りだと+150円でした。
オープン日に食べたんですが、正直うまくなかったので今後食べることはないでしょう。
特盛りだとまず汁が足りなくなります。つけ麺としては致命的ですね。
とみに不思議だったのが、「そば上がったよ」の声が厨房からすること。
どうやら改札内店舗はそばも出す模様、ということで今日はそばを試してみたのです。
……普通の駅そばでした。かき揚げはうまいけど、値段も高いのでトントン。
こうなってくると疑問に思うのが何でこんなキチガイ仕様の店舗としたのかという点。
うどんのみの駅ソトはテーブル席ありの反面、そばの駅ナカは立ち席のみ。
駅ソトと駅ナカで出す品が違うとはいえ、厨房は共通。
いくらそれぞれの券売機前で「そば(うどん)はありません」と表示しても、
「そば(うどん)ないの?」と聞いてくる客は当然出てきます。
実際、一食食べ終わるまでに合計5組ほどそういう疑問を出してきた人がいました。
(説明書とか読まない感じの団塊世代っぽい方々が特に)
券を買う前のお客は購入をやめ、買ってしまった人はしぶしぶ望まない商品を食べることに。
もっとも、ラーメン屋やはなまるうどんで「そばないの?」というような状態ならいざ知らず、
この店の場合うどん側で「そばはないんですよ」と店員が弁解する横で、
隣のカウンターに「はいそば上がったよ」と出しているわけですからね。
客をバカにしてるんじゃなかろうかと思われても仕方ない。
両方で同じメニュー出せば一番早いんですけど、
きっと「武蔵野うどん(笑)」のコストが通常のうどんより高くて、
そばと同額で出せないからこんなアホな店舗構成になってるんでしょうかねぇ。
それなら潔く「武蔵野うどん(笑)」一本で勝負すればいいのに、
それだと不安だからそばも出しているんでしょうか。
単価の高いうどんのほうに席ありっていうのがあざといですけど。
この場所、改装前は休日でも席が埋まる感じだったのですが、うどんになってからは
ガラガラのようです。座ってそばを食べたい高齢者を見事に排除しており、見事な自爆ぶりです。
(先ほどの5組中3組がこのパターンで帰っていきました)
二兎を追って一兎も得られていないわかりやすいパターンの店でした。
いくらNRE系列とはいえ、早々に潰れるなりあじさいに鞍替えするなりするといいよ。うん。
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